ニースでの2度目の寄港を振り返る
6月2日から4日まで、第3回国連海洋会議(UNOC)の一環として、Race For WaterチームはMODX 70に乗船し、Wonders of the Ocean艦隊に参加しました。ジェネレーション・メール遠征クラスタの数名のメンバーと協力し、ニースに停泊する船上での教育ツアーが、一般公開および学校グループ向けに企画されました。また、ニースの宮殿展示場であるラ・バレーヌ(La Baleine)では、2つの公開カンファレンスが開催されました。この会場は、この機会のために無料で開放され、誰でも参加できる大規模な海洋体験の場に変身しました。
ニースでの寄港の振り返りに焦点を当てる
l 「海草:海洋と気候の宝」と題した公開カンファレンス
6月2日(月曜日)、財団は「海草:海洋と気候の宝」と題したカンファレンスを開催し、海草藻場が提供する多くの生態系サービス:「炭素貯蔵、沿岸保護、多様で豊かな海洋生物の生息地」を強調しました。
GISポシドニーの研究エンジニア、パトリック・アストリュシュ氏は、地中海の象徴的な種であるポシドニアを主要な例として取り上げ、これらの問題を説明するために彼の専門知識を共有しました。また、人間や気候の圧力からこれらの生態系を保護するためのベストプラクティスと既存の解決策も紹介しました。
このカンファレンスは、5月9日から6月10日までPACA地域でRace for Water財団がGISポシドニーと提携して実施した「ポシドニア」ミッションの一環でした。また、科学者たちが観察した初期結果を発表する中間報告の場ともなりました。
l 「外洋からの物語:海洋の驚異の証言」と題した公開カンファレンス
6月3日(火曜日)、財団は「外洋からの物語:海洋の驚異の証言」と題したカンファレンスシリーズに参加しました。Race for Waterの社長兼創設者であるマルコ・シメオニ氏と、海洋と気候オデッセイのコーディネーターであるカミーユ・ロラン氏は、財団の物語を通じて彼らのコミットメントを共有し、海洋と気候オデッセイの一環としてポシドニアミッションでニースに停泊中の新しい大使船を紹介しました。
l 若い世代と一般市民の意識向上のための教育活動
6月2日から4日まで、Race for Water MODX 70の船上で、La Fresque Océaneと提携して複数の教育ワークショップが開催されました。これらのインタラクティブなセッションでは、若者や一般の人々が、Race for Waterの海洋保護への取り組みを実際に体験する機会を得ました。ディスカッション、ロールプレイ、楽しいツールを通じて、参加者は海洋と気候の相互作用について理解を深め、地球上の生命にとって不可欠なこのエコシステムとのつながりを認識しました。
プログラムは、革命的なゼロエミッション・無音のMODX 70船の独占ツアーで締めくくられ、キャプテンのラファエル・ランボとウォッチセーラーのエミリー・ガロスが案内しました。
48時間足らずで、65人の学生とその引率者、そして一般からの50人の訪問者を船内に迎えました。
l オーシャンのための大パレード。
6月8日(日曜日)、MODX 70は、イヴァン・グリボヴァル氏が主催し、シュッド地域の支援を受けた象徴的なイベント「オーシャンのための大パレード」に参加しました。約30隻の特別な船、「オーシャンの驚異」として知られる船々が、世界海洋デーを祝うためにエンジェル湾でパレードを行いました。この壮大なパレードは、翌日から外交セッションが始まった国連海洋会議(UNOC)の公式開幕を記念するものでもありました。堂々たる帆船、探査船、海洋調査船が、政治指導者、UNOC代表団、そして海洋を称える多くの観客の注視の下で航行しました。
© 写真 イヴァン・グリボヴァル