インタラクティブな展示ブース
Race for Water財団は、パートナーであるModx 70やAeroforceとともに活動内容を紹介しました。また、来場者が「フレスク・オセアン(Fresque Océane)」を体験できるインタラクティブな展示を提供しました。この教育的なワークショップは、海洋に関する課題や人間活動が海洋生態系に及ぼす影響を楽しく学べるプログラムです。さらに、参加者同士が協力しながら、海を守るための解決策を考える場ともなりました。


心を動かす講演
「Race for Water: 海洋のための革新的な船舶」をテーマに、Race for Water財団の戦略・環境アドバイザーであるカミーユ・ロラン氏が講演を行いました。財団の大使船や革新的な技術が、どのようにして多様で影響力のある国際的な活動プログラムの展開を可能にしているのかを紹介しました。また、これらの取り組みが、環境問題への意識を高める強力なメディアツールとしても機能していることが強調されました。
活気あるラウンドテーブルディスカッション
「海運の脱炭素化」をテーマとしたパネルディスカッションでは、カミーユ・ロラン氏がモデレーターを務め、多様な専門家が意見を交わしました。参加者には、ゴーティエ・カウフマン氏(Windelo)、ブノワ・シャティヨン氏(Tenderlift)、フランク・ダビッド氏(Océan Développement/Aeroforce)、フレデリック・シャマール=ブーデ氏(Sail in Box)、そしてベルナール・ラスリー氏(Cémoi)が含まれます。この討論では、風力やハイブリッド技術、エコデザインを活用した革新的な取り組みが紹介されました。一方で、それらの技術を普及させる上での課題についても議論が交わされました。特に、財政面、物流面、規制面での障壁を克服し、より持続可能な海運への移行を加速させるためには、公共と民間のプレイヤー間の協力が重要であることが強調されました。


環境意識を高めるドキュメンタリー上映
ピーター・シャラフ監督によるドキュメンタリー映画「プラスチック:集団自殺か?」が、カネ=アン=ルシヨンのClap Cinéで上映されました。この作品は、Race for Water財団の探査航海(オデッセイ)中に収集された映像や証言を基に制作されており、プラスチック汚染の深刻さを浮き彫りにしています。上映後には、プラスチック汚染対策の緊急性について活発な議論が交わされ、来場者にとって問題の本質をより深く理解する貴重な機会となりました。
このイベントは、一般の人々の意識を高めるだけでなく、「フレスク・オセアン」の実地テストも成功裏に行われ、来場者から熱烈な支持を受けました。また、建設的な意見交換を通じて、海洋の脱炭素化への関係者の取り組みをさらに強化する機会となりました。
Race for Water財団は、このイベントに貢献し、海洋保全の課題に対する人々の意識を高められたことを誇りに思います。この展示会は、環境問題に対処するためにブルーエコノミー(持続可能な海洋経済)の関係者間での連携の必要性を改めて示しました。今回の展示会を通じて、ブルーエコノミーにおける関係者同士の連携が不可欠であることが改めて確認されました。
主催者、パートナー、ボランティアの皆様には、多大なるご支援に深く感謝申し上げます。特に、IMERIR、ピレネー=オリアンタル商工会議所のアンソニー・カマラサ氏、Colibri Evenementsã®ã¡ããã£ã¼ã»ãã¥ã¤ã¨ã¼ã«æ°ã«ã¯ãç©æµæ¯æ´ãæ©ææä¾ã§å¤å¤§ãªããååãããã ãã¾ãããã¾ããPlastic@Seaのアン=レイラ・マイステルツァイム氏からのご招待、そして「フレスク・オセアン」のワークショップを情熱的に進行してくださったドミニク・ドルリオン氏とエレーヌ・プティ氏に深く御礼申し上げます。