石垣、沖永良部、奄美大島、鹿児島、佐世保、福岡、大阪、西宮、東京。合計9つの寄港地に、300人近くのゲストとの出会いがありました。海のプラスチック汚染問題に関心の高い人たちばかりで、厳しい健康と安全対策に従って、少人数のグループ毎にお迎えしました。
「3月初旬から、80名の当選者、地元の意思決定者、70名のジャーナリストを含む300名近くのゲストをお迎えしました。もちろんパートナーであるサラヤグループの更谷悠介社長とゼリ・ジャパンの代表者も参加しました。私たちの活動に同行し、サポートしてくれたサラヤとゼリの両チームに心から感謝します。彼らの献身的な努力なしには、日本での寄港は実現しなかったでしょう」と、レース・フォー・ウォーター・オデッセイのディレクターであるフランク・ダビッド(Franck David)氏は述べました。
「この7ヶ月の間に、メディア、企業家、地元選出の議員の方々に、レース・フォー・ウォーター号とその革新的な技術、そしてプラスチック汚染と戦うための解決策をご覧いただくことができました。私たちは、その解決策が陸上にあると確信しています。このような状況の中でも、啓発活動を継続し、現場にいることが重要です。」
日本の表層水中におけるマイクロプラスチックのサンプリング
レース・フォー・ウォーターのクルーは、磯辺篤彦教授(九州大学)、ゼリ・ジャパン財団、そして地元のパートナーであるサラヤの協力のもと、昨年の春に石垣から沖永良部島までの日本の海域でサンプリングプログラムを実施することが出来ました。
沖永良部島でビーチクリーンアップを実施
沖永良部島では、3人の少女がレース・フォー・ウォーターのクルーに忘れられない思い出を残すことになりました。リリちゃん(11歳)、ハナちゃん(9歳)、メイちゃん(6歳)は、長年にわたって環境保護に取り組んでおり、島民の一部を巻き込んで活動してきました。